分院「アルプス整骨院」桑内院長のトレイルラン レポート
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分院「アルプス整骨院」桑内院長のトレイルラン レポート

vol.2 第3回 富士忍野高原トレイルレース

大会概要

  • 【開催日時】平成24年6月3日(日)
  • 【会  場】山梨県南都留郡忍野村
  • 【距離・コース】ロングコース 31.7km
  • 【制限時間】8時間

コースマップ・高低差グラフ

図版 図版

装備

  • 服装:キャップ、ノースリーブシャツ、ショートスパッツ、ショートパンツ
  • ドリンク:スポーツドリンク1L
  • 携行食:アミノバイタルゼリー×1、ザバスピットインゼリー×1、塩飴×2、塩羊羹×3

当日天候

くもりのち雨

結果

  • 記録:4時間34分53秒
  • 総合順位:112位/726人
  • 種目別順位(ロング男子):108位/667人

レース概要

このレースは昨年始めて出場し、途中で脚がつってしまいやっとの思いで完走した苦い思い出のレース。今年は昨年の借りを返すつもりで、このレースに向けてトレーニングをしてきました。
当日の天気予報は雨でしたが、会場に着いた時にはうっすらと陽がさしていてそのまま晴れそうな感じ。スタートの1時間前に受付を済ませ、軽くウォーミングアップをして10分前にスタート位置に並びます。
7:30にスタート。昨年は序盤に飛ばして失敗したので、のんびり最後尾から走ります。校門を出るといきなりロードの上り。ここはウォーミングアップのつもりでゆっくり走り、少しずつ心拍数上げていきます。林を抜けると突然眺望が開け、いよいよトレイルへ。晴れていれば富士山が正面に見えるのですが、今年は曇っていて残念ながら何も見えません。

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しばらく走ると急な上りになり、最高地点の子の神までひたすら歩いて登山です。頂上からは一転、手を使わないと下りられないような急な下り。昨晩の雨で滑りやすくなっていた地面に、何人も転んでいました。ここを抜けるとやっと走れるトレイルになりますが、まだまだ序盤なので抑えて走ります。

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10.6km地点の第1関門に到着、スタートから約2時間。1時間半で通過する予定だったのですが、ちょっと甘かったです。ここで水、梅干、お饅頭などを補給しつつ少し休憩します。
レース中盤、ここからは急な登り下りが続く区間になります。何度も現れる階段に、体力的にも精神的にもかなりこたえます。去年はここで脚がやられましたが、今年はまだまだ余裕です。そして、この辺りから雨が少し降り始めました。

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快調に走り続けて山を下りきると、19.1km地点の補給所。スタートから3時間、ここで予定のタイムに追いつきました。給水所からはしばらく平地のロードを走ります。この頃から雨が土砂降りに、皆さん長袖のウエアを着ていますが自分はノースリーブ。走っていると雨が当たって、これが気持ちいい。

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ロードを1kmくらい走ると、ロングコースとミドルコース(20km)の分岐点があります。ミドルコースは真っ直ぐゴールに向かいますが、ロングコースは右折して再び山の中へ、ロングコースはここからが勝負です!!雨でまるで川のようになった道をひたすら登ります。

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登りきると前半通ったコースに戻るので、そこから再び第1関門を目指します。さっき通った時は気持ちのいいトレイルだったのがうって変わって、雨でぐちゃぐちゃで滑ってまともに走れません。さらに滑るたびに疲労した脚の筋肉がつりそうになります。やっとの思いで関門に到着。今回は26.2km地点。スタートから4時間5分、予定より5分遅れ。ここからゴールまで30分の計算なので、このままだと目標より5分オーバー、巻き返せるか?
ここからは山を一気に下ります。長い下りがキツイ、太ももがパンパンです。下り切ると、あとはゴールまでの3kmはフラットなあぜ道。最後の力をふりしぼります。

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ついにゴール!!タイムは、4時間34分53秒。やっぱり目標より5分遅れでした。でも今日のコンディションならOKでしょう。ゴールの後は、温かい豚汁を頂きました。雨で体が冷えていたので美味しかった。

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今回もほぼ目標どおりのタイムで、満足いく結果でした。それよりも、今までで一番疲労が少ないことが嬉しいです。ラストの200mはラストスパートがかけられましたからね。今までの練習と、前回のレースの経験が身に付いてきていると感じました。
今年のレースは雨で走るのが大変でしたが、選手よりも給水所や、コース案内のために雨の山中でずっと立っていたスタッフの方々はもっと大変だったと思います。レースに出るたびに思いますが、トレイルレースは山中で行われるので、給水所の設営やコース案内のために現場に行くことだけでも大変な作業です。そのため、運営スタッフの方々の苦労は、ロードレースの比ではないと思います。そういう方々の力でレースが開催され、われわれが参加できるのだと考えると、感謝の気持ちでいっぱいになります。今回のレースも目いっぱい楽しむことができました。ありがとうございました。

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